2010年 10月 03日

Gone With the Autumn Winds


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"Wonderland-England"
Nikon D70


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さて。Sさんと離れた私はまずメイン通りをぶらついた後、自分の勘に頼って、街の奥へと進んでみることにした。
小道に入っていくとなかなか味のある佇まいの家が多くて。

近くに教会が見えるのだけど入口がわからないので道行く人に尋ねる。
「向こうまで歩いてぐるーっとまわるのよ。」
お礼を言い、途中途中少しだけ撮りながら先に進む。
教会の近くに大きなスクールがあり、丁度授業が終わった時間なのか
ものすごい数の子供たちと出会う。(小・中・校が同じ敷地内らしい。)

観光客は珍しくないのだろうけど、何しろこの体で大きなリュックに三脚、そしてカメラ2台ぶら下げて歩いてるのだ。
このいでたちのせいか時々子供たちに声をかけられる。トラックを運転しているお兄さんにも声をかけられる。
笑顔で返すと向こうもまた笑って話してくる。皆人懐っこいなぁ。

道端にはマロニエの実が沢山落ちている。少し拾ってポケットに入れる。
父親へのお土産だ。(オヤジも必ず何か拾って持ち帰ってくる人です。この辺、似てますww)

さらに歩くと教会入口手前のちょっとテラスハウスのドアの前に椅子を置いて
外で新聞を読んでるおばあちゃんを見かけた。
あまりにも可愛かったので話しかけて10分近くお話。観光客はいるけど、日本人と話したのは初めてだそうだ。
写真を撮らせてもらって、お礼にチェキで撮ったものをその場で渡す。
「教会、日本語の説明もあったかもしれないわよ。」とおしえてくれた。


規模は大きくないけれど塔楼は結構高く、古そうな教会だった。ま、まずはお祈りである。
(私は一応クリスチャン。海外で教会を見つけたらなるべく入ってお祈りします。なので教会内部の写真は滅多に撮りません。
この時の教会は古いステンドグラスが素敵で皆にも見せてあげたかったんだけど...撮る気になれず。ごめんね。)
毎回そうなんだけど、意識のない従姉妹の事を神様に話すと涙が出てくる。
10分くらいお祈りして少しだけ寄付をしてから外に出て、外観の写真を撮った。

背丈のあまり高くない木を揃えて植えてある庭を通り墓地に回る。
塀越しに、ちょっと遠いが小さな石造りの小屋が見えた。かなりフォトジェニック。
広大な野原も広がってたのでFootpathかどうか調べたい。
※イギリスのPublic Footpathについて。
元々道があったところはその後私有地として羊を飼おうが柵を作ろうが
「人にはその場所を歩く権利がある」と、自由に通れるようにしている場所がイギリスには結構あり、
これをパブリック・フットパスと呼びます。

と、ちょうどその小屋の近くを掃除してた男性が見えたので大きな声で言葉をかける。「Hi! Mr.! 」
広いので声が伝わりにくいのか、耳が遠いのか、はたまた私の英語が分かりづらかったのか、
最終的に少しこちらに近寄ってきたので再び大声で聞いてみたら向こうも大声でおしえてくれる。
「この建物がある周りはプライベート。でも向こう側はFootpathだよ。」
手を振りながらお礼を言い、今度はFootpathの入口を目指すことにした。

歩くこと10分。ようやく入口に辿りついた。
レイクディストリクト以来。でも、こういう風に牧羊してるところを歩くのは初めて。
使いたいレンズを出しやすい状態にセットし直し、ゲートを通過し歩き始める。

とにかく広い。遠くの民家(多分そこが出入り口になる。)までどれくらいだろう?
4-5m離れたところから羊がじっとこちらを見つめる。
近寄るとお尻を向けて去っていく。こっちが止まると止まり、動き出し近づくとまた逃げる。

面白いので重い荷物を忘れ走っておいかける。飼ってる人に見つかりませんように!

すぐに息があがったので小川の近くで少々休む。
犬の散歩で歩いてる現地の人と「こんにちは。」
イギリスから来てまた2日なのに、私は何人とこうやって挨拶を交わしただろうか。


この後2時間ほどFootpath歩き続けて写真を撮った。
広がる青空に白い雲。鳥のさえずり。全てが美しくて。
秋風が私の心を空高くまで飛ばしてくれた。
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by top-to-toe | 2010-10-03 22:00 | Nikon 写真


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