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2010年 10月 28日

They're Old Fashioned


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"Sounds of the Universe"
Nikon D70
※偶然発見した洒落た名前の本屋さん。イカしてます!(死語www)

第9回レイノカイ。12/4に決定致しました。
開催地は神戸になります。今回の幹事はシャシンアニキ。(エキサイトブログ停止中。)
私はちょっとお手伝い♪ 参加ご希望の方、こちらに鍵コメで御連絡下さいませ~。
11/20が締め切りとなります。皆さんふるってご参加を!


☆Saori Misawa Official Web Site "saorimisawa.com"
写真・イラスト関連のお仕事受承ります♪詳しくはウェブサイトで。





突然、けたたましいベル(ガランガランと人が鳴らすやつ。)の音が響いた。
観客がそれぞれの席に続くタワーの入口に向かう。
私の席は劇場の一番上。入口のおじさんに「トイレ間に合うかな?」と聞くと
「そっちにあるから。早く行って早く戻っていらっしゃい。」とにっこりされる。
なんだかとーってもフレンドリー。
トイレに寄って、ついでに1£でクッションを借りた。ブランケットは....まぁ、いいや。

本日の題目は"The Merry Wives of Windsor"
シェイクスピアはかなり難しいらしいのだが、なんだか昔少しだけ聴いた事のある話だったし、
まぁ、とにかく劇場の雰囲気がとてもいいので頑張って楽しんでみよう。

階段で最上階まで登り、席を確かめる。
あれ?誰かが座ってるよ?
「ここ、私の席なのですが.....。」と尋ねると座っていた男性がどうやら1つ向こうのBOX。
幅が狭くて一度皆が出ないと出れない感じだったのだが、皆さん協力的でスムーズに。
私の隣の席はSさんではなくて女子学生らしき2人。少し話したのだが、何回か見てるらしい。
イギリスの若い学生さんらしく、とても洒落た格好をしていた。
それにしてもSさん来ないな。どうしたんだろ。始まっちゃうよ。
(結局始まって20分ほどしてから到着しました。事故とかでなくてよかったよ。)


ガヤガヤしている中、大きな声をあげながら舞台袖から人が出てきた。
どうやら始まったようである。
私は一番前だったので柵の上で頬杖をつく感じで眺める。
かなり高い場所なので、見え方が面白い。柱の横の方だったので若干見えにくい部分はあるけれど充分。
多分マイクは使ってない感じ。音を出す人々は舞台2階のテラス部分に。
お、あんなにネックが長いリュート初めて。あれ、絶対先まで手が届かないよね?

劇場は円形。真ん中部分は屋根がありません。

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(写真、ブレブレ・ボケボケ。ごめんにゃさい。)

全体的には木造(柱は大理石だと思われます。)で一見桟敷もシンプルな形なのだけど、
実は舞台天井とかの細工が豪華で見事。これは下からじゃないとわからない。
日本の天井絵と被る所があります。増上寺とかあと雅叙園とかでも見れるようなやつです。
椅子部分は木のままで固いのでクッション借りて正解だった。休憩あるとは言え結構長いもんね。

舞台は一部張り出していて、観客がとり囲むような形。
で、この部分なんですが、立ち見。あぁ、イギリスだなぁ。
(グローブ座は最初からこの形態なのでしょうが、
夏に行われるPROMSというクラシックコンサートやオペラなんかでも立ち見があります。
真ん中の席をとっぱらっちゃうのですよね。
なので学生さんなんかでお金の無い人でも、上質のクラシックを結構聴けたり観れたりするのです。
ただし、もちろんいつもと言うわけではありません。
それなりのオペラなんかにはそういった席は無く、しかもかなりお高い。
くる人も宝石じゃらじゃらつけてきます。もう、びっくりするくらい華やか。
なにせこの国は貴族階級が未だ蔓延(はびこ)り、もの凄いお金持ちも沢山いるからです。)

言葉は本当に難しくて聴き取れる単語もかなり少なめ。
ただコメディなのでなんとなくはわかるんですよね。
動きも派手なので、最初からなかなか笑えます。
しかしながらいつも思う事なのだけど、
こういう舞台に出る子役って学校終わってから来て舞台上がって10時まででしょ?
それから着替えてなんだで家帰るとかなり遅いよね。大丈夫なんかなぁ。



......ま、大丈夫なんだろうねぇ。


さて。劇は順調に進んでどたばたがより一層酷くなる。
すごいなぁ。言葉がわからなくても何言ってるのか大体想像がつくよ。
役者ってすごいなー、と感心。特にMistress Pageの役をやっているSerena Evans。
この人が見事!もちろん中心人物というのもあるんだけど、この人が空気を作ってるような。
見た目は日本で言うと木の実ナナみたいな感じですかね。(後で調べたのですが、とても有名な方だそうです。)

集中して観てはいるのだが思ったより寒い。少し厚着して来てよかったなぁ、と思ってると
さっきまで綺麗に晴れて、飛んでる飛行機も見えてた空に雲が出てきた。
あー、そういえば天気予報で降るかもって言ってたっけ。

暫くするとぽつぽつと雨が降り始め、その後一気にざーっと。
私たちの席は屋根があるので良いが、舞台前の立ち見席は天井が空いてるので雨が直撃。
ただ慣れてる人が多いのか、事前に調べてあるからなのか
皆さん、ちゃんとアノラックやビニール袋(被ってる人居たwww)装備で大丈夫な様子。
まぁ、ずっと降り続いてるような空にも見えないしね。


休憩時間を挟み(舞台前まで降りてみたよ。)、約2時間半。
途中で立ち見席のお客さんにとってはサプライズ的な、
桟敷席の私達のようなものにとっては笑いを誘う、それはそれは楽しい一場面も。
ラストの方では舞台のシーンに合わせたようにビッグベンの鐘が鳴り響く。
狙ってるわけじゃない(どうしたってずれることはあるだろうし。)のだろうけど、あまりにぴったりだったので驚いた。

兎にも角にもシェイクスピア初体験。いやはや、終わってみれば大満足。
ただ英語が難しくて細かいニュアンスが(自分は)わかってないとすればもったいないなぁ。
英語わかる人でもシェイクスピアって難しいという話だから
何度も観て、中身を段々と知って楽しむものなのかもしれません。
次回来るならもう少し演目の内容を下調べして来たいと思ったのでありました。
※参考までに。グローブ座のサイトはこちら。


その18に続く


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グローブ座に向かう途中のSouthwark Bridgeにて。
空も景色も綺麗だったなぁ。
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by top-to-toe | 2010-10-28 10:31 | Nikon 写真


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