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2010年 06月 19日

the world I live and you live


the world I live and you live_a0073456_1145243.jpg



サンゼンセカイノ カラスヲコロシ キミトアサネガ シテミタイ


"light bright"
DoCoMo, Sony Ericsson, SO905i
※都々逸。作者は高杉晋作とも桂小五郎とも。
 原文は「キミ」が「ヌシ」となっています。



ジーンズとTシャツ着たまま
水はった湯船につかってみた。

頭を沈めて天井見たらまるで仮想自殺。
あぁ、水の中に沈んでいくってこんな感じか。


一度目をつぶってもう一度開くと現実に引き戻される。
「そういえば月曜日に約束あるんだっけ。」


水の滴るまま夜の通りに出てみたら雨が降っていて、
人はいなかったけど、
誰かから見たらただ傘を忘れてずぶぬれで帰ってきた輩としか思われないだろう。

世の中が楽しいとか辛いとかそんなもんはどうでもよくて
ただただ「もういいだろう」が頭の中でぐるぐる回る。
何が「いいだろう」なのかもわからないけれど
ただただ「もういい」のだ。

世の中は魅力的なモノにあふれてはいるけれど
別にそれに本当に触りたいかと問われれば
別に心から望む者など何一つ無いのだ。


ただ生きる。寿命尽きるまで。
私はこれが面白くないのだろうか?
多分それともまた違う。
うまく気持ちを表せないのはモヤモヤして嫌なもんである。

私は生きている。で、生物で人間で。
それにはまったく間違いは無くて。
そこになんの不満はないし、この世にいることに違和感もないのだが、
ただただ漠然と「もういいだろう」と思うのである。


時々、今私が見ているのは、私が勝手に作りだした世界で
実は存在しない世界なんかじゃないのかななんて事を思うのだけど
そう考えるとここで色々な人と繋がって
色々と語りあえたことも仮想だと思う事に寂しさも覚えなくもない。


それでも「もういいだろう」なのだ。



胸を一突きした瞬間に
体が砂のように散って、私なんか跡形も無くなってしまえばいいのに

なんて特に思うここ最近。


私は誰と居たいのだ?
私は誰と繋がっていたいのだ?
誰とも繋がっていたくないのか?


三千世界の鴉を殺して一緒に居たいのは
夢に出てくる、もっと生に執着して生きることの楽しみをおしえてくれる
もう一人の自分なのかもしれない。

by top-to-toe | 2010-06-19 11:25 | DoCoMo


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