2009年 11月 25日
Cram the curiosity & hope into the bag, 好奇心と希望をバッグに詰め込んで let's go to the unknown world! 未知の世界へと飛び出そう! "Eda-jima road" Pentax MZ-3, Fuji RXP 夕方母から電話が入り、結局昨晩の食事は中学2年生の姪っ子も参加することに。 中2でバーデビュー。早すぎます。(笑) 「お姉ちゃん、ジャージで行っていいの?」 ....よいわけがない。普通のカッコでいいから着替えて母と一緒においでと伝えた。 少し残業があったけど、7時前には店に着く。 母と姪はまだ来てないし、早かったから客も私一人だったので生ビールをもらって今日出してもらうものを選びつつ色々話した。 スターターはハモン・セラーノのルッコラ添え。 (カウンターにどーんと備え付けてあるお肉を目の前でスライスしてもらいます。 イベリコは確かに美味しいのだけど、ここのセラーノはイベリコに負けず劣らず本当に美味しい!) これとチーズを5種。パンとドライフルーツも少しだけつけてもらうことにする。 エビのビスクスープ(ここの名物)出す?と聞かれたんだけど、姪がエビを食べられない。 アレルギーじゃなく、昔食べ過ぎてダメになってしまったというよくある話なんだけど、 最近私はこれを克服させようと色々工夫してるところなので、今回はやめておいた。 代わりにサロマ湖産のムール貝。これがもう絶品なのです。大きさも通常の1.5倍~2倍ある。 実は彼女は貝も苦手。でも多分いけるんじゃないかと思って注文。 メインディッシュは「3人でシェアできるように作ってあげるよ」と言ってくれたので グリルを3種類。真鯛と赤鶏と野菜。真鯛は本当にいいのが入ったというのでマスターも喜んでた。 野菜は何?って聞いたらお楽しみーだって。 そうこうしてる間に母と姪到着。入るなり目をきょろきょろさせて店内を見る姪っ子。 母は生ビールを、彼女はコーラ。私はロワールの白をもらって食事がスタート。 生ハムはもう問題が無かったのだが、驚いたのはチーズ。 なんと姪っ子は「この青いのが一番美味しいー。」とロックフォールを普通に食べているのだ。 実は私、小学校の担任の先生がフランス行った時のお土産のブルーチーズを 「こんなすごい味のものをフランス人は食べるんだ」って皆に食べさせてくれた時に 普通に「そんなに美味しいわけじゃないけど食べられるよー。」と教室内の子供たちが口に入れては水飲み場に走るところを 平気でばくばく食べたという逸話を持ってたりします。(通信簿の通信欄で先生がそれに驚いたことを書いていた。) これも血筋か(笑)。ブルーどころか、まぁ香りがあまり強くないのを出してくれたとは言えウォッシュも普通に食べた。 これには私もマスターも「ひぇー。」(笑) チーズを終えて今度はムール貝。 姪っ子に「挑戦してみる?」って聞いたら「うん。」と素直に返事。 常日頃から貝と生系の肉等が食べられるかどうか、食べたことのないものにも挑戦できるかどうかで 旅行先の食事の楽しさは大きく違うという話を聞かしてるのだが....、 彼女のお母さんがもう見事なまでに食べられないのです。魚介系・生肉系。 生魚はダメ。貝は焼いても揚げても食べられない。ステーキはウェルダンオンリー。 それでも私の弟に嫁いでからは、ほら、なにせ家族中がこの性格なので少しずつだけど挑戦させ続けて、 今ではネタ限定とは言え少しだけお寿司が食べられるようにはなったんだけど、 家庭での食事ではほぼテーブルに乗せることが無いので姪っ子は食わず嫌いになってるのですわ。 (ちなみに彼女の両親の実家は徳島で、彼女以外は皆お魚系が大好き。生ももちろん食べれます。) 恐る恐る貝を開いてフォークに突き刺す。 ちょっとかじってダメならそのままお皿に置きなさい、と言ったのだが.....。 「......美味しい。もう一個食べてもいい?」 ええ?もう克服なん?(笑) ...こうもあっさりいったのは、新鮮なのももちろんあるけど、味付けがものすごくよかったからだと思う。 いや、マスター、本当に感謝。これで姪っ子を美味しいシーフードの店に連れてってあげることが出来るさ。 まぁこの後のメインディッシュはもう全く問題がなかったのだけど、 ここでも驚いたのは彼女があまり好きでない野菜にも自ら手をつけて、結果美味しいといくつも食べたことであり、 野菜が大好きな私と取りあいにまでなったというオチが(笑) 「セロリもう無いの?」「食べた。だってリナ、セロリ嫌いだったじゃん。」「今は好き。」「今日好きになった、でしょうが。」 野菜は圧巻でした。サツマイモ・牛蒡・パプリカ・シイタケ・セロリ・アスパラガス他色々。 特にサツマイモとシイタケとアスパラガスは絶品。 原産地もすごくこだわってるから、味・質・大きさ。どれをとっても文句のつけどころがない。 母はグルメなのでマスターと「○○産のは美味しいのよねぇ」という話題で盛り上がってました。 まぁなんだかかんだで2時間半くらいかけてゆっくり食べて、 (食後、母には茶葉から作ったアイス金萱茶までふるまわれた。かなり贅沢だー。) 2人はお店を後にして私はその後も少し残って飲み続けながらマスターと話した。 彼も姪っ子がく美味しそうに食べたことと、苦手克服をしたことがすごく嬉しかったそうだ。 「彼女がもう少し大きくなってこの店に通うようになったら面白いね。3世代だ。(笑)」 「ドア開けたらリナが居て、『お姉ちゃんお帰り!』とか?苦笑いしかできんな...(笑)」 気付けば時計は0時を過ぎてた。 私の田舎のおそばがまた食べたいと言うので今度持ってくることを約束して店を出る。 家に帰って顔を洗い歯を磨き、おなかに幸せを抱えつつ床に就いた。 今日はお仕事お休みなので朝はゆっくりでした。 「昨日はすっごく美味しかった!また連れてってね!」 姪っ子からのメッセージがテーブルの上に。 次はどこに連れてってあげようか? 追記 パスタ書くの忘れてた。トマトとバジルのシンプルパスタも最高に美味しかったでーす。トマトソースが素晴らしかった。
by top-to-toe
| 2009-11-25 11:44
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