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everything but the kitchen sink (saori's photoblog)

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2010年 12月 23日

We have a distance, but feel no distance.

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昨晩は素敵なLeica写真を撮るN氏と急遽渋谷で飲むことに。
2件目は新宿にという話だったんだけど、
私が前々から行ってみたい渋谷のある通りの話をしたら
じゃぁせっかくだからそこに行ってみようかという事になった。(Nさんは時々行ってるらしい。)
入ったお店はディープもディープ。
Nさんも2回目だというその店。広さは多分3畳あるかないかくらい。
初めて入ったというのに、私は酔っぱらったママの代わりに客におでんをよそったり注文を取ったりと。
焼酎水割りグラスにナミナミと口いっぱい注がれた焼酎(ママはそれを「ロック」と呼ぶ(笑))を
満員電車の中で飲んでる感じね。もうぎゅうぎゅうなの。www

隣に座ったオジサマ2人といやに気が合い、
(酔っぱらった上に外見褒められたので私はご満悦でした。)
我々はその方たちに招待され、渋谷の小さいけれども大変素敵な割烹に連れてってもらい、
帰りは駅まで手を繋いで歌いながら帰るという楽しさ。(Nさんはもう一人ともう少し残った。)
明日、仕事の依頼でその方とまたお会いします。

新宿もいいけど、渋谷もなかなかね。
Nさん、次もまたあのお店行きましょねー。ムツコちゃん(上海生まれのママ)最高でした。

イギリス滞在記 その24(ロンドン編)

# by top-to-toe | 2010-12-23 10:19 | Nikon 写真
2010年 12月 20日

Fortune in reality


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"a squirrel"
Nikon D70

昨日はHとアベニューQを観に行った。
トニー賞も獲っていて、アメリカでは結構有名なんだけど、
とにかく内容が大人向けらしいってことくらいしかわからずに行く。

....で、すごかった。もうピー音しか入らないあっち(エッチ?ww)系の単語の羅列。
私はたまたまいくつか知ってたんですが、あれ全部わかってる日本人はかえってやばいです(笑)
いや、言葉だけじゃなくて、動きもすごかったけどさ。
セサミストリートの人形のベッドシーンって。しかも凄く激しい(爆)
あれ、男の人が「話題だから」なんて1回目のデートに誘ったら間違いなく振られる気が。
セクシャルハラスメントなんてレベルじゃないですね。
(まぁ、私たちは大丈夫だったですけど。楽しかったよねぇ?H君。)

お勧めかどうかは別として、大人の、アメリカンジョークが大丈夫な方は行ってみるのもいいかも。
まだ若干席は残っているようです。字幕付きなので、英語わからなくても平気よー。
あ、ばかばかしいだけじゃないですよ。中々深いなぁって思う所ももちろん盛り沢山でっす♪
ちなみに私はbad idea bearsというキャラクターが一番好きになりました。

イギリス滞在記 その24(ロンドン編)

# by top-to-toe | 2010-12-20 00:17 | Nikon 写真
2010年 12月 16日

close my eyes, and open my mind


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"I live"
Nikon D70

イギリス滞在記 その23(ロンドン編)

# by top-to-toe | 2010-12-16 22:41 | Nikon 写真
2010年 12月 15日

No change, no life. No photo, I die out.

No change, no life. No photo, I die out._a0073456_0203446.jpg


ArtcompeX 10.
無事終了致しました。
結果は残念ながら4位。NY行きは逃してしまいました。
それでも壇上から名前を言ってもらえたのは嬉しかったです。(5位まで発表されました。)

写真を出したのは自分だけ。
大きさそのものや筆や手が描く他の人の作品達の力強さに圧倒されて、
やっぱり少し落ち込んでしまいました。
自信が無かったわけじゃなかったのに。

ところが、土曜日。
会場には結構なお客さんが来ていて、私の写真もそれなりにきちんと見ていてくれて。
最初は声をかけずにいたのだけど、床にばらまいた写真を丁寧に見てくれてる人もいたので、
(今回初めてインスタレーションなるものをやってみて、壁掛け7枚に通じる意味を含ませて
手札~2Lの写真を50枚ほど、裏にメッセージを入れて展示しました。)
午後からは少し、人に話しかけてみました。


今回、私はテーマ的にはありきたりなものなのだけど
「破壊と復活と再生」的なものを自分の写真に織り込んで展示しました。
撮った写真とタイトルにそれを刻み込んだつもりです。

で、すごく嬉しかったのは、それを言ってもいないのに人にそれが伝わっていたこと。
私の真意を、(もちろん全員ではないけれど)観て下さった多くの方々が
私が口に出す前に私に伝えてくれた。

日曜日、発表が始まる頃にはなんだかとても充足感が強くて
「あぁ、やっと私の中で写真が1つ完結したなぁ。」って気持ちになりました。
で、それは月曜日が来て、いつもと変わらない仕事が始まって、
まだ少ししか経ってないにも拘らず、コンペがもう遠く前の事だと思ってしまうような今でも
そのままずっと変わらないでいます。

私が写真を始めてからずっと私の写真を見守ってくれていた高校の同期が来て言ってくれた。
片方はプロで片方はそうじゃないけれど、2人が口をそろえて言った。

「saori、随分変わったね。暗くない。黒い写真なのにちっとも暗くない。」

多分、この一言が大きかったんだと思う。
私が一番表現したかったのがそこだった。


NY行きがダメだった事、悔しくなかったと言えば嘘になるかも。
だって授賞式で少しだけだけど、泣いた。
一緒に参加してた、仲良しのMemiちゃんと、泣いた。
手が届きそうだったんだもの。やっぱり欲しかった。

それでも私は今回大きなものを手に入れた気がします。
月曜日の朝、会社に出かけるときの景色が全然違う。自分でもびっくりした。
人生180度変わったなんて事はないけれど、とてもとても大きな変化が生まれたんだなぁ、って。

思えばこの時期は大抵ある事がきっかけで、私は心調を崩しがち。
でもね、それもようやく払拭できつつあるのかもしれません。
5年?6年?よく考えれば長かった。あっという間のような気もするけれど、やっぱり長かったんだと思います。
で、結局私を変えるきっかけを作ってくれたのはやっぱり写真だった。
写真そのものもそうだけど、写真で繋がった人たちやカメラや景色や対象物が
私の人生をいい方向に変えてくれてるんだなぁって思えるのはやっぱり嬉しいよね。


さて。ゆっくりしてはいられません。
1月の写真展が待っています。
本当は少し休みたいけど、今のってるなら、それにのったまま進んじゃった方がいいよね。


四十にして不惑。
きっとこれってね「惑わない。」ではなくて
「惑うことがあったとしてもその根本を受け止め、あわてず先を見据えて進む」なのだと思う。
私は今回の事で否定ばかりしていた未来をようやく享受できることになって、
大体の友人よりも(精神的な部分で)一足「遅く」先に進み始めたばかりだから、
もう40近いのに、きっとこの先、私がふらふらしてた時にしっかり頑張って進んできた
同年代の人たちよりもずっとずっと惑うことも多いし焦っちゃうと思う。
それでもこれからは惑う根本をきちんと受け止めて理解できるようにはしたいと思います。
適当に生きてきたキリギリスはこれから頑張って人生を生き抜いてやるのだ。

さ、明日もお仕事です。UK特集もそろそろ再開しなくちゃねー。
(これからちょっとだけ流星群を見る予定ー。皆さん観てるかな?)

# by top-to-toe | 2010-12-15 01:02 | Nikon 写真
2010年 12月 10日

It's me.

It\'s me._a0073456_10186.jpg


Art compeXの搬入終えました。
毎年の会場と違って、今年は大きく、天井も高くて
私の作品たちは壁にきちんと並んでとても行儀よく、素敵に見えたけれども、
それでも周りを見ると姿かたちがいいものばかりで
おもわずため息なんかをついてしまった。

でもまぁ、私の作品はもう誰かを待っているのだ。

どんな写真展であっても、前日は複雑な気持ちである。
自信があるようでないようで、
自分をさらけ出すのが心地いい半面とても辛くて。

一体私は何をしているのだろうか?

今日は仕事もおろそかになってしまってミス連発。
気にしてないようにしてて、どこかでひっかかっていたんだろう。

さすがに帰りは飲んでしまった。

あまり好きではない村上春樹の小説を
文章を文章としてではなく、文字の羅列を鑑賞するように読む。

一体全体私は何をしているのだろうか?

沢山の人を思い出す。
沢山の思い出を頭に描く。
大脳が痺れたといったような感覚が続く。

そもそも私は何がしたいのだろうか?

私は私の撮った写真と共にどこかに沈んでいってしまうような気がして
その思いを断ち切るように、大きく頭を振った。


逃げたって捕まる。
だったら迎え撃てばいい。
私は私の心と向き合ってそこから逃げ出したい心と戦って生きていくのだ。




本当に一緒に出すのが辛いくらい素敵な作品が並んでました。
帰りの地下鉄で自信が無くなって泣きだしそうになるくらい。

それでも私が出した写真は、私の今の精一杯が、私自身が、きちんと表出してたと思う。
私のハンドルネームのtop-to-toeそのまま。頭の先から足の先まで。私の全て。



投票なんてどうでもよくなった。
写真を飾って自分をきちんと見せれる事が何よりも嬉しい。

よかったら私を見に来て下さい。


ART COMPE X1012/10(金)~12日(日)
東京都新宿区大京町12-9
アートコンプレックスセンター※今回は地下1階の展示室です。

# by top-to-toe | 2010-12-10 01:24 | Nikon 写真